船井幸雄氏の書籍「本物の経営ノウハウ part2」を読んで
船井氏の著書「本物の経営ノウハウ Part2」に企業経営の第一目的は、教育性(人間性を引き出し高めること)の追求である。それが社会性の追及につながり、ひいては収益性追求につながってくるという内容だ。
経営者は、企業経営を通じて、その経営に携わり、あるいはその経営体から影響を受ける人々の人間性を引き出し、高めるために企業経営を行うべきなのである。
人間性を引き出すとは、良心に従った生き方をする人間をつくることであり、良心的発想と行為を引き出すこと。人間は人間性を高めるために生まれてきた。愛情を大きくし、知恵を増やし、自分の本質に気づき、我欲を減らし、反自然的行為を減らすことだ。
現実社会でもっとも多くの人が関わる企業経営の場が、もっとも人間性を高めやすい。それは、企業経営の世界ほど、日々が不安定で変化に富んでいる世界、そして努力の結果がすぐに出てくる世界は他には無いからである。・・・・・としている。
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